転職活動において最も重要なこと、それは自己分析です。
自己分析をやらずに転職活動をすると、大失敗する可能性があります。
20代の場合、新卒入社した会社から初めて転職される方も多いと思います。
そんな人は特に注意しなければなりません。
なぜなら、新卒の時の就活とは全く異なるからです。
そこで、今回は20代の転職者に向けた自己分析のやり方を解説します。
自己分析は最低限これをやれ
自分の得意なこと
得意なこととは、「人よりも自然とうまくできて、やっていて苦ではなこと」です。
具体例をあげると、下記の通りです。
(例)
- 人に分かりやすく説明すること
- 情報を整理すること、資料にまとめること
- 顧客に直接貢献できること
- 数字(売上)を追い求める仕事
- チームの一員として貢献すること
- システムを作ること
上記のような内容で、自然とこなすが他人よりも上手くできることや
他人になぜできないの?と思うようなことを考えてみてください。
ここで挙げたものが、自分の希望の業務内容になります。
自分の苦手なこと、やりたくないこと
次は逆に「自分が苦手なことや、やりたくないこと」を洗い出してみましょう。
1日に占める割合の大半が仕事になるかと思います。そのため、1日の大半を自分が苦手なことや、やっていて辛いこと、やりたくないことに時間を使うとしんどいです。また、ネガティブな感情を抱いたままだと成長も遅いですし、もっと言うと出世も遠のいてしまいます。
なので、続けていける仕事を探すために、自分の中でのNGを挙げてみてください。
(例)
- 営業のように売上ノルマのある仕事
- データの整理
- クレーム対応のある仕事
- 夜勤やシフト制
- ずっとデスクに座りっぱなしの仕事
- 顧客と話す仕事
キャリアの棚卸し
次にキャリアの棚卸しです。これが新卒のときとは違う点です。
簡単に言うと、「自分が今までどんな仕事をしてきたか?」です。
これまで挙げたものは、自分が会社に求めるものです。
キャリアの棚卸しは、自分が会社に提供できるものです。
キャリアの棚卸しの際に特に重要なのは、以下の点です。
①どんな商品を扱っていたか
②誰をターゲットにしていたか
③自分の成果、成績
④その成果、成績が出せた理由は?
⑤その会社で得られたことは?
上記内容を具体的に落とし込むと以下のようになります。
《項目》 | 《具体例》 |
①どんな商品を扱っていたか | 定期預金、投資信託 |
②誰をターゲットにしていたか | 個人投資家 |
③自分の成果、成績 | ・2023年度上期に営業マンランキングで100人中1位になった。 ・予算比130%達成した。 |
④その成果、成績が出せた理由は? | ・週5件新規のアポを獲得できるよう毎日架電、訪問した。 ・既存顧客に資産形成の見直しを提案し、新商品への移行を進めた。 |
⑤その会社で得られたことは? | ・コミュニケーション能力 ・金融の知識 ・交渉能力 ・数値分析、財務分析 |
まとめ
ここまで挙げることができれば、後は情報をまとめるだけです。
また、この内容をより深堀りしていくことで面接で直接話せる内容まで昇華することができるので、今度はさらに具体化することや、なぜそう思ったのか、なぜその行動をしたのか、というように「なぜの追求」をしてみてください。
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